狐につままれたのか。不思議なセレナの大冒険とにかく車の運転が大好きな普通の主婦です。

好きな音楽をかけていれば、長時間の運転も、山道の運転も全然苦になりません。

とくに遠出のドライブの時に楽しいのが、ナビや地図をなるべく使わずに行くことです。

いきあたりばったりというか、もちろん行先はだいたい決めて行くのですが、「こっちの道をいったらどこに出るんだろう」という好奇心が強いのと、裏道が好きなので、迷子になることもしょっちゅうですが、迷子になって偶然素敵な場所を見つけたりした時のわくわく感がやみつきになり、やめられません。

今まで日帰りで最長13時間運転し続けたことがあります。

中学生の娘と普通に行けば、2時間足らずで行けるはずのひなびた温泉に行ったときのことですが、よく知ってるはずの道なのにいつもの好奇心から、ちょっと横道に入ったのが運のつき。

地図ではすぐそこのはずなのに、いつまでたってもたどり着かず、ようやく到着したのが、家を出発してからすでに7時間が経過していました。

急いで温泉に入り、今来た道を帰るはずが、山道で、一本道のはずなのに、走っても走ってももとの道に戻ってしまいます。

5往復ぐらいしたときにさすがに怖くなり、中学生だった娘をまず怖がらせないようにと大音量で音楽をかけ、運転を続けていると、ふっとトンネルから抜けたように見覚えのある道に出て、ほっとしたものの、なぜぐるぐる同じ場所を回ったのかどうしても理解できないまま、やっとのことで家路に着きました。

すでに帰りだけで6時間経っていました。一日で13時間も一人で運転したんだと思うと、なんだか嬉しくなってしまいました。

主人は「きつねにつままれたんだ」と言っていますが、絶対にもう一度あの道に行って確かめたいと思っています。